ゆうあい養蜂場では、

技術指導者のもとで、マニュアルに従い、

品質にばらつきのない活鮮生ローヤルゼリー原乳を採乳しています。

女王バチは、巣の中の3つの部屋に、たまごを産み分けます。

●働きバチを育てる部屋

●雄バチを育てる部屋

●女王バチを育てる部屋、の3つ。

働きバチたちはせっせとローヤルゼリーを出して、王台の中で幼虫は、ローヤルゼリーをどんどん食べて成長し続けます。

 

 ミツバチが活動しやすいように、巣箱を良い状態に保ちます。内部を検査し、巣箱の取り換えや修繕をこまめに行います。

 

 巣箱の中から人工王台を取り出します。若い働きバチが花粉を食べ、それを体内で分解・合成したローヤルゼリーを王台の中の幼虫に与えます。

 

 採乳の作業は、こうやって人口王台を巣箱から取り出し、別の6名のスタッフが、
●キャップの除去

●幼虫の取出し

●王台のそうじ

●ローヤルゼリーの採乳

●移虫

を分担して行います。

 

 作業は、まず、王台を覆うミツバチの蜜蝋を丁寧に切り落とすところから始まります。

 王台の中のローヤルゼリーは、幼虫の成長ととも増え、王台にローヤルゼリーがいっぱいになったところで働きバチは部屋の入り口に固く蓋を閉じてしまいます。

 

 ローヤルゼリーを取りだす前に、幼虫を取り出します。これは0.3mmほどだった幼虫が、72時間この王台で生活した後の、成長した姿です。

 これからもわかるように、ローヤルゼリーの栄養が、どんなに優れているものかが納得できます。

人工王台の大きさは、直径約1㎝で移虫70時間前後の幼虫は、1~1.2㎝の大きさになります。

 

 異物が入らないように、王台のまわりをキレイに掃除します。


 

 ローヤルゼリーを竹べらで取り出します。1つのカップから。わずか0.3gほどのローヤルゼリーを採乳します。1列30カップあり、わずか15秒で取り出す作業は神業に近いものがあります。まさに職人技。

 採乳後は、次のための移虫作業を行います。

採乳された原乳は30分以内に現場で濾過されます。これ以後は、計量だけで、原乳には手を加えません。

完全な成分無調整で、5℃以下の低温で保管されます。

 

 次の採乳のため、王台に幼虫を入れます。大きさは約0.3mm。約72時間後には、さきほど取りだした幼虫の大きさに成長します。

 この幼虫を傷付けてしまうと、ミツバチがローヤルゼリーを与えなくなるので、最新の注意が必要です。

働きバチが、王台に入れた幼虫だけにローヤルゼリーを与える習性を利用して、六角形の巣から、人工王台に生まれて3日以内の幼虫を移す作業を移虫と言います。

暗い巣穴から小さな幼虫を取り出す作業は、とても難しく大変な作業です。


日頃、何気なく愛用しているローヤルゼリーは、

複雑に発達した社会を持つミツバチと大自然の贈り物です。